はじめての街で いつもの酒、菊正宗 日本酒の話

菊正宗、こいつは心に染みこむ昭和ブルースなお酒。

筆者は、菊正宗ピンの300mlをディスカウントショップで購入して飲んでいます。

それがどうした?

と思われるかもしれませんが、パッケージに書いてある

「やっぱり俺は、菊正宗」

そう、誰もが聞いたことあるこの曲、

初めての街で 西田佐知子(CMバージョン)です。

これが、染みてきます。

菊正宗を店頭で手に取ると、心のなかに、この曲が再生される。

菊正宗を飲むと、サビの部分がリフレインされます。

菊正宗は、このCM曲のもつイメージごと味わってしまう日本酒なのです。

なので、ディスカウントショップで買って、こぶりな湯のみに入れて電子レンジでチンして、飲むのです。

チープな昭和な感じ、でも胸に何故か染みこんでくるこの感じ。

iphoneだ、グローバルだ、クラウドだ、と世界は常に進化し続けておりますが、

「俺たち全員アジア人、原風景は全部木造」(ラップ調で)

なのですよね、どんなにかっこつけていても欧州の人間が生まれつき持っている感覚には程遠いのです。どんなに頑張っても「お茶漬け」、「味噌汁」の魅力にか正直に反応してしまうのです。そう、日本人はちょっぴり悲しい風景が大好物なのです。

そんな、「俺ってガチの日本人だぜ」ってことを思い出せてくれるお酒です。

辛口なのも、ブルースにピッタリだと思います。

スーパーやディスカウントショップで、300mlのピンを買って、湯のみで飲んで欲しいです。

もちろん、この曲を聞きながら。

いつか知らない国に行く時に、この菊正宗ピンを持って行って、ホテルの窓から夜景を見ながら、そなえつけの、ちゃちなコップで飲んでやろうと思います

iphoneでこの曲を再生させて…。

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