フケ症、皮膚科のステロイドで4日で治る

フケ症対策 シャンプー

シャンプーでは治らなかった、医者に行ってもらった薬で4日で治った。

筆者は頭皮が弱く、長年の間フケ症に悩んでいる。

しかし、アミノ酸シャンプーを使ったら、フケ症が治ってきたのだ。
同じ悩みを抱えている人も沢山おられると思うので、筆者の気がついたことを書いておく。

筆者はかってフケ症だった、そして、現在フケ症は完治している。
原因は「脂漏性皮膚炎」だった。
シャンプーでは治らなかったが、医者に行ってもらった薬で4日で治った。

フケ症とは

フケ症というのは、筆者が勝手に呼んでいるもので正しい病気の名称ではないだろう。
頭皮が乾燥すると、乾いたパラパラとしたフケが出てくることだと思ってほしい。
頭を洗って数時間しか、フケの出ない時間がないのだ。
黒いスーツの肩にフケが落ちるのが嫌で、会社では出社後すぐに脱いでいるのだ。
服選びは自然、ミックスグレーのものばかりであり、好きな黒色を着れないのが悲しい・・・。
筆者の長年の悩みである。

悩める現状

洗髪後、数時間はフケが出ないので、朝出かける前にシャワーを浴びてシャンプーしている。
しかし、およそ6-9時間後にはパラパラとフケが肩に付いている状況だ。
時間が経過すればするほど、フケの量は増えてくる、おそらく頭皮が乾燥すればするほどフケが出るようだ。
フケも湿ったフケではなくドライだ。
頭皮を見てみるとカサカサになっていて、フケが発生している部分は白く粉をふいたようになっている。
冬の間の空気が乾燥する時期は特にひどくなっているように思う。

フケ症の原因(自己分析)

おそらく、頭皮が刺激に弱い。
美容院で髪の色を染めるときに、途中からピリピリといたむのである。
髪をカラーで染めるということは、アルカリ性で髪の表面を溶かし、色素をいれるわけである。
そのアルカリ性の液体によって頭皮が荒れてしまっているのであろうと思われる。
筆者は44歳であるが20代前半から、髪のカラーの時に痛みを感じていた、ひどい時は数日ピリピリが続く。
今ではカラーには染めないが、白髪染めを行っている。
あと、晩酌は毎日するし、煙草も毎日吸っている。
自己分析すると、
カラーなどで傷んだ頭皮が修復されること無く常にダメージを負った状態でいる、もう何十年も。
飲酒や喫煙で頭皮の血行が悪い
などが原因のように思っている。

友人の美容師のアドバイス(的は得ていない)

ここ2年ほどの行きつけの美容院は高校の同級生がオーナーなので、いろいろと相談させてもらっている。
ヘアスタイルやもちろんフケ症についてもだ。
美容師の友人が言うには
「治し方はいろいろだが、今のシャンプーは絶対合っていない」
とのこと。
頭皮が悪くなっている原因などはわからないが、頭皮がダメージを負っていてホルモンバランスが狂っているという状況なのだと説明してくれた。
健康な頭皮は28日周期でフケとなって頭皮がはがれ落ち新陳代謝するものらしい。
筆者の場合、
頭皮にダメージー>ホルモンバランスが崩れるー>頭皮のリサイクルが早くなりすぎている異常な状態
らしい。
しかも頭皮の血行が悪く、頭皮がすごくかたいとのこと。
このままいけばハゲる予備軍らしい。(現在はフサフサです)
「とにかく、今のシャンプーはあっていない。」
というわかりやすいコメントをもらった。

効かなかったシャンプー

今のシャンプーが原因の一部なら、シャンプーを変えるしか無い。それには買い換えるしか無いだろうってことで、
ドラッグストアでシャンプーを選び直した。
花王の「キュレル」という商品を買った、薬用・低刺激性という説明に期待したが、筆者のフケ症には効果なかった。

ついに効いたシャンプー発見

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松山油脂株式会社の「シンプルワンヘアシャンプーRO」を買って使用してみたら
13日目ぐらいからフケが激減しました。
明らかに効いています。

こんな感じに効いています(クリックで拡大)

アミノ酸シャンプー使用13日でフケ症が改善してきたの図


このシャンプーはイオンモールの中の東急ハンズで買いました。
選んだ理由は、表面に「アミノ酸せっけん、ローズマリーシャンプー」と書いてあったからです。
ネットでフケ症対策を検索して、シャンプー選びについて調べていたら「アミノ酸」、「オーガニック」というキーワードのものが効果的という意見が多く、ボディに「アミノ酸」と書いてるので、コレはいいんじゃないか?と直感的に思いました。

そしてその直感は当たっていたのです。

松山アミノ酸シャンプーの使い心地

表示にもありますが、せっけんシャンプーです。
洗った後とっても健やかです、しかし、シリコンなどが入っているシャンプーと違って、しなやかスルスルな洗いあがりとは違います。
ごわっとしてるわけではないですが、ボディーシャンプーでシャンプーしてしまった時のような脱脂感があります。
香りは強いものではありませんが、せっけん系のすこやかな香りが付いていて心地よいです。
妻も良い香りだと言っていて、女性にも好感度ある香りだと思います。

フケ症の人間がとるべき行動

友人美容師が教えてくれたように、シャンプーを変えるだけで改善されました。従って
「自分に合う、効果的なシャンプーを探すこと」
が簡単かつ、大切だと思いました。
筆者の場合は「アミノ酸」ってところが効いているように思います。
あと、友人美容師いわく
「シャンプー後はドライヤーできっちり乾かすこと」
が重要だそうです。
自然乾燥は頭皮にカビが発生するもとだそうです。

シャンプー後、すみやかに頭皮を完全に乾かすことも重要だそうです。
その昔、筆者は10年ほど長髪時代があり、長髪の頃は自然乾燥しかやっておりませんでした。
若いころの10年の長髪かつ自然乾燥が自分自身の頭皮を弱めてしまっていたのでしょう。
現在は反省して、筆者はシャンプー後はきっちり乾燥させています。
乾燥させる習慣が出来る前よりは、フケ症の程度は軽くなった気がします。

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(シャンプーを手にとった様子)

シャンプー選びは容量の小さなモノを選ぼう

自分にとって効果があるかどうか使ってみないとわかりません、なるべく容量の小さいものを買うといいと思います。
花王キュレルのとき、「コレだ!」と勝手に思い込んでドデカイのを買ったら、効果はなかったし残量は盛りだくさんで次の購入まで時間がかかってしまいました。
効果のあるシャンプーを見つけるまで、少ない量で種類をとっかえひっかえすることが早く正解を見つけるコツだと思います。

また、キュレル以前にもネットで良いという商品を試していますが、筆者には合いませんでした。
この筆者の書き込みもしかりですが、人それぞれ体質がちがうので過度に期待せず、いろいろ試すマインドが大切だと思います。

ちょっと豆知識:内臓と頭皮

12月の忘年会で、久々に砕けるほどお酒を飲んで翌日最大級の二日酔いになりました。
泥沼の二日酔いの昼、シャンプーをしたら、頭皮がヒリヒリしていました。
どうやら内臓の負荷と頭皮はリンクしているようで、内臓に高い負荷をかけると頭皮にもダメージがあることを実感しました。
これは発見でした。
肝臓や腎臓をいたわる食生活や生活習慣が、フケ症を治すのに一役買うことは間違いないと思います。

筆者の思うネクストアプローチ

筆者のフケ症の該当部分は、いわゆる頭頂部です。
これは身体の最も高い部分にあり、血管も細く重力に逆らって血液を送り込まないといけないので年を取ればとるほど血行が悪くなるのでしょう。そして血行が悪いと、もとより悪い部分・弱い部分の治癒が進展しないのではないでしょうか?
血行良くするためのアプローチとして
「逆立ち」
が効くのではないだろうか?と思っています。
マッサージだなんだかんだ言っても、心臓より上にあるので自然血行がわるくなるはずですので、逆立ちをして強制的に血液を流し込んでやろうと思っております。
効果があれば、またレポートします。

まとめ

アミノ酸シャンプーを使って13日でフケ症に改善が見られた。
体感で言うと、朝シャンプーして夜7時頃のフケの量が7-8割ぐらい減少した(完治・ゼロには至っていない)

9か月後、再びフケ症に悩む

ここまでの記事を書いてから9か月ほどたったある日、筆者はフケ症にまだ悩んでいました。

もうすぐ、秋。
濃い色のジャケットやアウターが着れなくなる。というネガティブな気持ちを断ち切るために市内の皮膚科へ行くことを決意しました。

皮膚科に行って4日で完治。

皮膚科の先生が、診断したのは約1秒。

「脂漏性皮膚炎ですね。」

1秒間、筆者の頭皮を見たあと、お医者さんがおっしゃいました。

「ということで、あとは詳しく説明します。」

看護師の方とバトンタッチ。看護師の方から説明をいろいろ聞きました。

「脂漏性皮膚炎」ってのは皮膚から脂がでていて、その油をネタになんらかの菌的なものが頭皮に住んでいる状態。だそうです。

治療方法は、ステロイドの薬を1日2回、約2週間塗ってみましょうとのこと。

薬を塗り始めて4日目で、フケ症が治りました。

処方されたのは、このアンテベートローション 0.05%(鳥居薬品株式会社)だ。

アンテベートローション0.05%

2週間分で10gを2本処方されましたが、4日で治ったので1本まるまま残りました。乳液のような頭皮にちょうどいい粘度でした。朝、出勤前に塗っても頭皮や髪がギトギトしないので助かりました。医者では1日2回塗るように言われ、出勤前のシャワー後、寝る前の風呂の後の2回に塗りました。

ちなみに、この0.05%っていう数字ははステロイドの割合だみたいな説明を看護師さんがしていたような気がします。

フケ症の解決方法は医者に行くこと。

瞬時に問題は解決します。

看護師さんに勧められたのがコラージュフルフルというシャンプー。サンプルをいただきました。

頭皮の雑菌を殺す、優れもののシャンプーだそうです。洗って泡立てたあとしばらく放置する殺菌タイムすれば効果的と教えてもらいました。

香りはほとんどなく、泡立ちもすごく良いです。

とにかくステロイドを頭皮に塗ったら、あっという間に治りました。

結論:もっとはやく皮膚科に行けばよかった!

P.S. 中年がもっとも意識するべき対象、それは脂肪。

このフケ症問題の根本的な原因は、脂肪がつきすぎているんじゃないだろうか。
筆者は20代のころから比べると15kg以上太っていて、肉体には中性脂肪が着きまくっています。このすっかりラード状になった肉体から、うねうねとあふれ出る脂汁が筆者の頭皮に巣食う菌の栄養分になったのではないか?と直感しています。

脂漏性皮膚炎と中性脂肪や体脂肪率の比率の関係のグラフとか見てみたいですね。