デュラレックス・ピカルディ、一生使える割れないグラス、の巻

グラス、いったいグラスを使わない日なんで、あるのでしょうか?

筆者は、朝起きて一番に冷蔵庫を開けて、麦茶をグラスに注いで、電子レンジでチンして、ぬる~い温度にして飲みます。

いつも毎日、同じグラスで飲みます、もう25年も同じグラスを使い続けています。

フランスのメーカー、DURALEX(デュラレックス)のピカルディシリーズ、360ccです。

筆者は19歳の時買ったグラスを、44歳になってもまだ使っています。

どうしてかというと、まず、25年たっても割れないからです

31年使っているデュラレックスのふち

 筆者愛用のデュラレックス、31年つかっているもの

このデュラレックス社が使っているガラスは、強化ガラスなんです。
強化されているので、ガラスなのに熱湯を入れたり、電子レンジで熱々にチンしても大丈夫なんです。

もちろん、衝撃にも強いので、洗い物をするときも全然だいじょうぶです。
飲みくちのガラスのフチも厚みがあって欠けたりしていません。

あと写真のようなシルエットをしていて、背の低いのから高いのまでいろんなサイズがシリーズ展開されています。スタッキング(積み重ね)できるのも特徴です、そのあたりは、このデュラレックスってのが飲食店などの業務用に開発されたからなのでしょうね、スタッキング、洗ったあと便利ですし、見た目にもかっこいいです。

割れないので、カフェなどでもよく見かけます、みなさんも、お水のグラスでお目にかかったことがあるのでないでしょうか。

このデュラレックスのピカルディ、側面のカットが絶妙なんです。力みすぎずかと言って地味すぎず、中に入れる飲み物とのバランスが大変素晴らしいと思います。

とくに、オススメなのは麦茶、お水、牛乳が似合います。

氷が入った麦茶や、お水はデュラレックス・ピカルディで飲むものだなあと思います。

デュラレックス・ピカルディを長年つかっているせいか、筆者には飲み物とその器の関係に敏感になりました。飲み物を入れる、コップやグラス、盃、などの見た目、口当たり、質感、重さ、見た目が、飲み物の味に影響を与えています。

器の個性が、味に影響をかなり与えています。

デュラレックス・ピカルディのフチは結構厚みがあるんです。この厚みとカーブが絶妙で、水やお茶などの、味の薄い飲み物を美味しく感じさせていると思います。あと、重心のバランスが良くて、水やお茶を飲んでも、存在感を感じることが出来ます。おそらく、グラスのシルエットと、底の厚みに答えがありそうな気がします。またデュラレックス・ピカルディには小さいサイズもあって、それは赤ワインに最高に合うのです。

美味しいものを飲みたい!そう思われたら、一度、毎日使っているグラスを見なおしてみたらいかがでしょうか?筆者は、デュラレックスのピカルディを強くオススメします。

なんていうか、フランス生まれだけあって、アイソラのギャルソンパース(当ブログ記事参照)とかもそうなのですが、洗練されているというか、おしゃれで美しいと感じます、日用品に美しさを感じることって大切だなあとしみじみ感じつつ、フランスってすごいなあと思いをはせたりしています。

国産のグラスや、アメリカのグラスなどにも、グラスとして良いものはありますが、このデュラの雰囲気を出せているグラスは無いです。このあたりフランス生まれのなせる技なのでしょうね。

水や、麦茶を飲むような、本当にデイリーで、日常的で、おかあさんが毎日使うような、ガラスのコップなのに、なぜかポテンシャルが高いのです。

おかあさんで例えると、普通に家事してるおかさんが、美人でお洒落なんです。

そんな感じなんです。

「ちょっとお茶ちょうだい。」

と、妻に頼むと、コースターの上に麦茶の入ったデュラレックス・ピカルディが置かれ、グラスのカットのせいでほんのちょっと麦茶がお洒落にみえるのです。

ピカルディで飲めば、薬を飲む水でさえもお洒落に感じるのです。

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