松本人志と高須光聖のラジオ番組、「放送室」は魂を救うの巻

精神というか、心というものはいつも揺らいでいて、一定でいることは難しいです。

松本人志 放送室

不安になると、不安や負の考えがループし始めて、心にすむ闇が晴れない時間がながくなります。

心が晴れない時間が長いと、睡眠や食事や笑顔などに影響が出て、幸運を引き寄せる力が落ち、さらに仕事上や人間関係にミスが起きやすくなってしまいます。

負は負の連鎖を生みやすいのです。

あそれが、あまりににも連鎖し、解決できない状態になると、「うつ」と呼ばれる状態になるのでしょう。

「不安」は他人には最も理解してもらいにくい、心理状態だと思います。

精神は、肉体とつながっているので不安を和らげる方法はいくつかあります。

エンドルフィンという、我々の脳内に分泌されるホルモンのような物質があります。
エンドルフィンは脳内麻薬と呼ばれており、モルヒネの6.5倍の鎮痛作用をもち、幸せを感じたり、快楽を感じたりさせてくれます。

  • 脂っこいカロリーの高い食事
  • セックス
  • アルコールの摂取
  • タバコの摂取
  • 熱い風呂にはいる

などを行うと、エンドルフィンが放出され「気分をよくする」ことができます。

しかし、これらの方法は体の状態とリンクしているという欠点があります。たとえば高カロリーの食事は満腹になってもう食べれなくなったら、エンドルフィンの放出は止まります。どれも、「終わり」が明確です。肉体とリンクしているのでややもすると、中毒になってしまう可能性があります。

あと、挙げるなら、「音楽やダンス」、「麻薬」でしょう。

「麻薬」は違法ですし、肉体を上記のもの以上に蝕むので近づくことはよくありません。

「音楽やダンス」も、エンドルフィンを放出してくれますが、ダンスは「手軽」ではないです。

なぜ、このような話をしているかというと、筆者も41歳のころ、仕事で大きく精神的なダメージを受けしかも、肉体的にも40歳代に突入していろいろと負が連鎖し

「このままでは、うつになってしまう!」

と自覚していた頃がありました。

ありましたと、あるのは、環境が変わり今はそういう状態から脱することができたので、当時のまいっている自分を客観視できているからこの文章を書けているのだと思うからです。

そのときに、筆者を救ってくれたのが

松本人志と高須光聖のラジオ番組、「放送室」

でした。

「放送室」は、ダウンタウンの松本人志と、放送作家の高須光聖がパーソナリティのラジオ番組です。詳しくはwikipediaで。

筆者はそのころ、「放送室」全391回を全て、iphoneに転送していていつも聴いていました。

クルマに乗るときも、一人で残業するときも。

もう、何十回なくと1回から391回まで通しで聴いていると思います。

「うつ」に近いような、心が衰えてしまっている、魂の救済には

「笑い」が最も良いと、筆者は体験から学びました。

しかも、メディア的にはラジオが良いです。映像がない分想像力が働いて、抽象的な思考の中で笑いを感じるので、きっとエンドルフィンの分泌も多く、質も良いのだと思います。

ハイロウズの甲本ヒロトが、「ダウンタウンのガキの使い」を観て自殺を思いとどまり、「日曜日よりの使者」をつくったという伝説もあります。

筆者も、この「日曜日よりの使者」が大好きです。歌詞も曲も素敵です、とらえています。

負にまとわりつかれた精神や心を救うには、レベルの高い「笑い」が処方箋として最高なのです。

レベルが高いというのは、時代やそのときの流行などで劣化しにくい点が重要だと思います。

松本人志の「笑い」は多くの人を救っていると思います、「笑い」を作れる人はある意味、聖職者であると言ってもよいのではないでしょうか?

その身をさらけ出し、溶かしながら、触れるだけで絶対に笑える状態を作ってくれる、職業芸人を筆者は尊敬しています。

悩んでいる人とか、気分がすぐれない人は、この「放送室」をぜひとも聴いていただいて「笑い」を感じることでなにか、良い方向へ改善のきっかけになればいいなあと思います。

人はこころが揺れ動いていて、不幸な現実が自分を悲しい気分で支配してしまうことは誰にも予測できません。でも、悲しみや暗い気持ちに支配されてしまっていても、優れたアーティストの作品はその負を払いのける力をもっています。

松本人志の、「笑い」を作る力は素晴らしくて、この「放送室」全391回は繰り返し聴くことに耐えれるボリュームで、まさに「魂を救う」メディアだと思います。

「笑い」はこころの治療薬である、というお話でした。

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